この記事では、こういった悩みを解決します。
ホリエモンの本を読むまで、「自己投資」なんて1ミリも知りませんでした。
でも、今となっては『知らないまま行動するってマジでヤバいな…』と思います。
この本は、「自分にお金をつかう大切さ」を教えてくれます。
堀江貴文著『夢をかなえる「打ち出の小槌」』【著者】
1-1.【基本情報】
書名:『夢をかなえる「打ち出の小槌」』
著者:堀江貴文
出版月:2019年10月31日
出版社:青志社
定価:1,320(税込み)
堀江貴文のプロフィールは↓です。
1-2.【堀江貴文について】
堀江貴文(ほりえ たかふみ)実業家出典:東洋経済オンラインより
堀江貴文さん(愛称はホリエモン)は
東京大学にいながら会社「オン・ザ・エッヂ」
(後のライブドア)を設立した起業家です。
少年時代は
- 母に包丁を胸に突きつけられる
- 父に木に縛り付けられる
- 柔道をいやいや続ける
- 新聞配達しながら20万の借金でパソコンを購入
- 塾の教材システム移植の仕事を受けて10万の報酬(達成感と働く意味を知った)
大人になってからは
- 東京大学在学中に会社「オン・ザ・エッヂ」を設立(後のライブドア)
- 憧れる経営者ランキングにはカルロス・ゴーンを継いで2位
- ライブドア事件で2年と6ヵ月も収容されながらメルマガ・インタビューをこなす
とんでもない行動力ですね…
その他にも
- プロ野球球団の買収 → 拒否
- ニッポン放送の買収 → 失敗
- 総選挙への出馬 → 落選
など、たくさんの挫折を味わいながら
今は「ロケット開発」などを行っています。
また、「TERIYAKI」という
グルメキュレーションサイトを作成し、
会員が本当に美味しいものを食べられたり、
お店側もドタキャンの心配がないシステムが人気を呼んでいます。
そんなホリエモンがよく言うセリフ
「行動しろ!」
「貯金なんてするな!やりたいことに全力でつぎ込め!」
「本を読んで思考を鍛えろ!」
ホリエモンはこれまでに50冊以上の本を出版してきました。
中でも「夢を叶える打出の小槌」は「信用」について書かれたです。
この本のタイトルである打ち出の小槌とは、
信用のことです。
信用は人と人との相互関係から生まれるもので、
みんなが信じるものには価値が生まれると、
ホリエモンはいいます。
例えば、ユリ・ゲラーは超能力者として
アメリカで大ヒットしました。
実際は化学の力と
テクニックを使ったマジックですが、
テレビや新聞でバンバン煽り、
みんなが信じたので物凄い価値になりました。
占いや性格診断、血液型で
O型はおおざっぱ
A型は神経質
B型はかわってる
AB型は頭が良い
なんてのも、実際は日本人11人の統計なので
まったく根拠がないし、
これを信じているのは日本人ぐらいです。
しかし、それでも一度「信用」を得てしまえば、
ビジネスにもなるし、
人を簡単に動かすことができます。
つまり、信用さえあれば人生が
イージーモードになるのです。
ホリエモンが東大の学生証で
ヒッチハイクを楽々こなしたように
大学卒業というブランドがあれば、
高卒よりも給料が高かったり、
なにかと得をします。
だから、稼いだお金はどんどん使って、
自分のスキルを磨いたり、
信用という貯金を貯めることが重要だと、
ホリエモンはいいます。
「目に見える価値をおうな 」
「貯金して何が嬉しいの?」
それでは、『夢をかなえる「打ち出の小槌」』について見ていきます。
堀江貴文著『夢をかなえる「打ち出の小槌」』【内容】
全4章ありまして
1章:夢をかなえる「打ち出の小槌」とは?
2章:ゼロになることを怖がらず、挑戦しよう
3章:夢を邪魔する常識の殻を破れ
4章:適度な借金でさらなるショートカットを出典:夢をかなえる「打ち出の小槌」
こんな感じです。
全222Pなので60分あれば
サクッと読めると思います。
一言でいうなら
「あたりまえ」に縛られた
サラリーマン思考を根底から変える本
です。
堀江貴文著『夢をかなえる「打ち出の小槌」』【こんな人におすすめ】
「人と違う生き方をしたい!」
「周りを気にするのはもう嫌!」
「縦横無尽に生きたい!」
今日は、そんな現代の不満をふっとばす本、
『夢を叶える打出の小槌』を紹介したいと思います。
いきなりですが「お金は欲しいですか?」
99%の人がYESと答えるこの質問。
では、「いくら、なぜ欲しいですか?」
こう聞くと意外と答えられなかったりします。
仮に5000兆円だとしましょう。
しかし、「これぐらいあれば人生安泰だ」
というイメージじゃなくて、
具体的な根拠を聞かれると
99%の人が答えられません。
この本では、
そんなあたりまえに対して、
「自分なりに意味を見出し、夢に向かって走り続ける人生は楽しい」
ということを語っていきます。
僕たちは幼いころから、
おとうさん、おかあさん、
おじいちゃん、おばあちゃん、
先生の教育を受けてきました。
時代にあった価値観があり、
みんな自分なりの答えをもっています。
しかし、固定電話がガラケーになり
スマートフォンになったように、
時代に求められる答えも変わります。
つまり、親世代から教えられてきた
「あたりまえ」は「今の非常識」
になりつつあります。
極端すぎるかもしれませんが、
実際にいまスマートフォンを
もっていない人の方が
珍しい時代ですよね?
たった10年で浦島太郎です。
それぐらいのスピードでライフスタイルが
変化していることをこの本は教えてくれます。
常識の延長線は常識でしかありません。
もし、イマの現状に満足していないなら、
この本が役に立つでしょう。
会社員という常識に従ってきた人たちに
向けたメッセージが書かれてます。
堀江貴文著『夢をかなえる「打ち出の小槌」』【要約】
-
「自分なりに意味を見出し、夢に向かって走り続ける人生は楽しい」
-
親世代から教えられてきた「あたりまえ」は「今の非常識」
-
お金は「信用」を数値化したもの
-
稼いだお金はすべて自己投資につかう
-
損切りする勇気をもつ
堀江貴文著『夢をかなえる「打ち出の小槌」』【結論】
1-1.お金は「信用」を数値化したもの
「お金は信用を数値化したもの」
と、ホリエモンはいいます。
例えば、年収300万のサラリーマンが
銀行からお金を借りるとき、
いきなり1000万を借りることはできません。
なぜかというと、信用が足りないからです。
しかし、実家が1000万の価値があれば
それを担保に1,000万を借りることが可能です。
もし、サラリーマンが
お金を返すことができなくても
銀行は実家を競売にかけて売却すれば
お金を回収することができます。
※競売:オークションにかけられること
つまり、
「実家という信用=1000万」というわけです。
また、実家が駅前の良い場所にあり、
300万UPの可能性があれば
その信用はさらにレベルアップして
1200万円を借りることができるかもしれません
(だいたいの銀行は300万なら70%の200万あたりで考える)
1-2.成功するには?
- 「自信」
- 「コミュニケーション」
- 「自己投資」
成功するにはこの3つが必要
と、ホリエモンはいいます。
1つ目の「自信」は
小さな成功体験の繰り返しで
強化することができます。
たとえば、ホリエモンはF判定から
半年で東大に現役合格しました。
そのために、半年間を勉強のみにつぎ込み、
英語長の暗記、睡眠10時間を徹底したそうです。
その経験から、ほとんどのことは
「自分の努力次第で解決できる」
と、自信をつけたそうです。
2つ目の「コミュニケーション」は
ハッタリをかますことが重要
と、ホリエモンはいいます。
例えば、
会社でかなり厳しい依頼をされたときに
笑顔で「できます!」と、
ハッタリをかまします。
言ったからには、やるしかないので、
自分に負荷をかけながら、60%の進捗で突き進み、
時間内に完了させる。
すると、「この人にはもっと難しい仕事を依頼しても大丈夫そうだ」
と、信用を貯めることができるのです。
3つ目の「自己投資」は、
稼いだお金を自分のスキルUPに使うことです。
やりたいと思ったことへの投資や、
読書、教材、情報収集など、
自分の価値を上げてくれるモノに
じゃんじゃんお金を使う考え方です。
ただ、1つ注意してほしいのは
資格試験などこれから価値が下がるものには、
一切やるべきじゃないとホリエモンは言います。
そもそも、大学、専門学校、資格試験は
既存権益のかたまりで、儲かるビジネスだから、
存在しているだけです。
まとめると、ムリな依頼でも引き受けて、
稼いだお金を自己投資に回していくことが
成功への近道ということです。
1-3.損切りする勇気をもつ
「損切り」とは、株の用語です。
例えば、100万円で買った株が70万に下がったとき、
あなたはどうしますか?
❶売却して現金70万を手元に残す(損切り)
❷そのままにして値上がりを待つ
株の場合、どちらがいいかは、
その時の判断によりますが、
あなたが年に1度の資格試験に落ちたとしたら、
それをさっさとあきらめることが損切です。
たしかに1年勉強した知識が
もったいないと感じるかもしれませんが、
逆に言えば、
その1年のチャレンジを全て失うことにもなります。
因みに僕は会社員のときに
「宅建士」の資格を損切しました。
申し込み料9,000円と受講の2,500円、参考書4,000円ほど、
消えたことになります。
しかし、それよりもビジネスを進めた方が、
時間の使い方としてコスパが良いと判断したので、
上長に「今年の試験うけません」と伝えて、
それからは毎日ビジネスに向き合いました。
たしかに宅建は年3万円の手当がつくし、
もっていれば不動産への就職に困らないので
かなりコスパが良い資格です。
しかし、貴重な時間をムダにするし、
なにより全くおもしろくありませんでした。
使わない知識を脳に詰め込むのは気持ちが悪いし、
そもそも、サラリーマンを続ける気がなかったので
スパッと損切しました。
もちろん、それを良く思わない人もいましたが、
僕は「他人の時間」を行きたくないし、
「自分の時間」を優先した結果なので、
後悔はまったくしていません。
むしろ、損切した経験がついたので
プラスだと思っています笑
もし、あなたが仕事や試験を続けるか
迷っているなら、
経験として損切するのは
大いにありだと思います。
時代の最先端を生きる意味でも、
良いきっかけかもしれませんね
堀江貴文著『夢をかなえる「打ち出の小槌」』【読者レビュー】
夢をかなえる「打ち出の小槌」
お金なんか借金すれば良い。
信用を失う方が怖い。2年前の自分もそうだったな。
金なんて紙だから。金と代わりに、これから20年後も付き合える関係の方が良いと思える。#毎日一冊@takapon_jp pic.twitter.com/m4XWBQSnr0
— ヒロ@副業禁止に反逆する男 (@reimeihiro) September 22, 2019
眠れなかったので、堀江貴文作『夢をかなえる打ち出の小槌』を読みました。
堀江さんが、お金よりも信用を先に貯めろとよく言われている理由がココに書いてあります!
「自信が信用を生む」この言葉を信じて無謀なプロジェクトにチャレンジしていく🏃♂️💨@takapon_jp pic.twitter.com/v2yqXLyFOt— 吉田珠晏 (@s3am0763) September 1, 2019
堀江貴文著『夢をかなえる「打ち出の小槌」』【書評まとめ】
この本を書いたホリエモンの経歴をみると、
東京大学中退で起業し、上場させて、
今はロケット開発など、
次元の違う話すぎて、
自分とは別世界の人と感じでしまうかもしれません。
実際に、言うのとやるのは違う。
僕も最初はそう思いました。
でも、この本に書かれていることは
誰にでもできることなんです。
プライドさえなければ。
プライドさえなければ
この本に書いてあることは誰でもできます。
「やりたいことを全力でやる」
なんて幼稚園児がやっているようなことです。
でも、それ大人になるとできなくなります。
だからこそ、ホリエモンの姿を見て
本を読んでもう一度、
脳をアップデートする必要があります。
人と違う生き方をしたい!
周りを気にするのはもう嫌!
縦横無尽に生きたい!
こんな方にはぜひ読んでほしい。
とにかく読めば「人生の転機」になる本だと思いますので、
ぜひ手に取ってみてください。
それではまた!
堀江貴文の本おすすめランキング
ホリエモンのおすすめ本を探している方に、僕が実際に購入して読んだ本を厳選し、「結論、要約、評価」をまとめたランキングも用意しています。
『今までの常識を捨てて成功したい方』には必見の内容なので、下記のボタンからご覧ください。